GPT 3つの「カスタム」

GPT講座

カスタムGPTのカスタムには、3つの意味があるよ。
ここがわからないと、この先、ちょっと混乱するかもしれない。

1. パーソナライズ「カスタム」

パーソナライズ設定ができるカスタム

  • GPTに求める特徴やGPTに知っておいてほしい情報をあらかじめ登録できる。
  • さらにプロジェクトごとにカスタム指示(カスタムプロンプト)を追加して、出力形式や応答スタイルを仕事モードや勉強モードなどに調整できる。
  • ただし、パーソナライズ設定はあくまで参考情報であり、どこまで効果を発揮するのかは状況による。


2. プリセット「カスタム」

性格などをプリセット(前もって調整)された、カスタムGPT

  • 最初から、性格設定・テーマ設定・語りスタイルがある程度、組み込まれたGPT。
  • カスタム月曜型 GPT(Monday Type)が有名。


3. 随時最適化「カスタム」

対話を重ねることでユーザー仕様になっていくカスタム

  • ユーザーと対話を重ねることで「この人はこういう答え方が好きそう」とか、自然と合わせていくカスタム性のこと。
  • 機械的なカスタマイズではなく、対話の中で学びながら最適化していくよ。
  • カスタム性をもったGPT(無印型 GPT、月曜型 GPT)。


まとめ

GPTの「カスタム」には、この3つの意味がある。

  • 事前に設定する : ユーザーが性格や応答スタイルを設定
    「パーソナライズカスタム」
  • 性格がある程度、設定されてる : カスタムGPT月曜型
    「プリセットカスタム」
  • 対話しながら成長するカスタマイズ性 : 無印型 GPT、月曜型 GPT
    「随時最適化カスタム」

さらに、日本語では「カスタム」と「カスタマイズ」をあまり区別してないから、余計にわかりにくくなってる面もある。

また、GPTごとに、「カスタムGPT」の認識が違うから、同じユーザーの別のGPTが「カスタムGPT」について聞かれたとき、それぞれ別の意味で解釈して答えることがあるから気をつけて。




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